不思議の国ミャンマー 

ミャンマー 
2010年2月11日~16日

「ミャンマーへ行く」と言ったら周りの人が一様に驚いた顔をしました。
そこって行けるの?
銃を構えた人があちこち立ってるんでしょ?
その国って鎖国してるんじゃなかった?(そりゃオーバーな!)
そんなあ~、みなさん。なんという認識。でも、あまりにそんなご意見をおききし、
この国がいかに誤解されているのかも知ることとなりました。ミャンマーの今、ホットな添乗報告をお伝えします

そもそもなぜにミャンマーか?
今回のミャンマー訪問は、「静岡県ミャンマー協会」設立記念のイベントツアーを当社がお手伝いさせていただきました。
静岡とミャンマー、一見なんの関係もなさそうですが、あにはからんや、
民主化運動家アウンサンスーチー女史のお父上、アウンサン将軍が静岡県浜松市の鈴木陸軍大佐のところに滞在し、
民主化への思いをはせたそうで、浜名湖をのぞむ高台に、
「ビルマ(ミャンマーの旧国名)の独立はこの地からはじまった」とミャンマー語で刻まれた石碑があるそうです。
そんなご縁もあってか、静岡の外国人登録者のトップ1は実はミャンマー人。
不思議なえにしでむすばれし、旅とあいなりました。

ミャンマーの場所


日本からミャンマーへ直行便は就航しておりません。
タイ国・バンコクからの乗り継ぎが一番便利。
静岡空港からはバンコク便は就航していませんので、中部国際空港セントレアからの出発となりました。
新幹線名古屋駅から、バスまたは名鉄でセントレア空港へ向かいますが、静岡からバスも運行しております。
乗り換えが面倒だからと一行はなんと早朝3時40分のバスへ乗っての空港行きです。
空港までがまず一仕事。
その後、タイ国際航空にて一路バンコクへ。
6時間ほどのフライトは、ちょうどアジアの旧正月にあたるためか満席でみうごきもとれず、みなさまお疲れ様でした。
バンコク空港着。ここから、ミャンマー国ヤンゴン行きの飛行機に乗り換えます。

2006年にオープンした、バンコクの新空港(スワンナプーム)は、とにかく広い。
また、乗り換えは嫌がらせかと思われるほど、空港の端から端へ。歩けばゆうに30分。
動く歩道もすくなく、途中は免税店・専門店・飲食店だらけ、どこかでだれかがいなくなってもわからない。
みなさ~ん、とにかく、出発ゲート口までいって確認してから自由行動にしましょうね。
呼び出し、出発コールないですから・・・そこそこトイレだまっていっちゃだめ!!
なにしろ空港内の移動時間がながいので、1時間半ほどの乗り換え時間待ちもあっというまで機上の人となりました。

さて、ここからヤンゴンまではほんの1時間半ほど、ベルト着用サインがきえると、乗務員が一斉に走り出す。
こんなショートタイムでも国際線ですから機内食(といっても軽食ですが)とお飲み物サービス・免税品の販売と大忙しです。
私はといえば、
相棒添乗員と共に日本では手に入らないミャンマーの入国書類(出入国カード・税関申請書・検疫書類)を大至急で作成中。
今回はご自身で記入くださるお客様が多く、なんとか着陸までにまにあいました。
ミャンマー渡航に際し、査証(VISA)が必要です。
現在、日本での取得には3週間ほどかかるため、今回は空港取得のアライバルVIZAでの入国です。
しかし、ミャンマータイムはじつにおおらかというか、のんびりしているというか。
ほんと急がない民族ですね。

さて、やっとのことでヤンゴン到着は、現地時間の18時40分(日本との時差は2時間半ミャンマーがおそい)
日本時間では21時過ぎですが、ホテルへ荷物をおいて夕食へむかいます。
みなさんが心配しているような、銃をもった軍人さんがたっていたりもしないし、戦車も走ってなどおりません。(笑) 
海外旅行は初日が肝心です。
現地時間にならすこと。いつまでも日本時間と対比していたり、日本時間でうごいていると時差ぼけがぬけないのです。
21時過ぎに夕食なんてとおもいますが、現地では18時半すぎですからね。
あたりまえの夕食時間です。
もうご飯はいいよと仰っていたみなさまも、冷たいビールとともにいただく初めてミャンマー料理に、
おいしいを連発してくださいました。
明日は朝から郊外へ観光です。しっかりいただいて、ぐっすりおやすみいたしましょう。

本日のお泊まりは、チャトリウムホテル(旧、日航ホテル)5つ星です。
お部屋に入ってしばらくすると、ミャンマー名物・停電発生(笑)
このホテルを選択しているのは、自家発電を備えているからです。
電気が消えても大丈夫、すぐにつきますから
でもね~。そとはまっくらかも??ではではおやすみなさい・・・。zzzzz

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今日は全員ミャンマースタイル!
昨夜はほとんど周りの景観がみえませんでした。
朝いちばんに外をご欄になってみなさまどんな感想をもたれたことでしょう。
ほとんどの方は、田舎だなあと感じていらっしゃるようです。
ホテルからは、仏教国ミャンマーの象徴、仏塔(パヤー)あちこちに大小様々な無数の仏塔をみることができます。
さっそく今日はパヤーめぐり、土足厳禁の境内参拝には、着脱便利なサンダルが1番。
昨晩現地旅行社から全員にプレゼントされましたので、今日は全員ミャンマースタイルになりますか。
朝食はホテルのプールサイド脇のレストランで、ちょっと優雅にいただけます。
一見洋食のビュッフェにみえますが、実は和食も中華も、はたまたキムチもおいてあります。
みなさま食欲旺盛。もしかしたら昼御飯が心配なのかな?
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日本車もミャンマーで余生暮らし?
さて、朝食後はバスにのってヤンゴンから80kmほどはなれた「ビルマの竪琴」ゆかりの地、バゴーへむかいます。
車窓からながめる町の雰囲気は、
タイとインドネシア・ラオス・マレーシアを足して4で割ったような・・・という表現でおわかりになるでしょうか??
要はアジアの他の国とそう大差はなく、それでいて、まちゆくひとはとてものんびりしていて、
時間がゆったり流れている気がします。
この国は、ルビーの産出国として有名ですが、宝石をはじめ実は資源の豊富な裕福な国なのです。
あっそういえば、乗車している貸し切りバスですが、ほとんどが日本製・日本の漢字付き・・・てわかりますか?
昔は東南アジアの国々でよくみかけました、
日本の中古バス・塗装も変えずに○○交通とか、○○自動車なんてのが、走っております。 
中には○○自動車学校などというものもあり、みなさん楽しんでおいででした。写真だけ撮るとまるで国内旅行です。
さて、高速道路をはしり、バゴーの街へ。
ちょうど春節。
中国系の方々はさっそく、厳しい日差しをさけるため、帽子を買い求めます。
日本出発時はマイナスの気温が、ここヤンゴンではすでに36度、今日一日大丈夫かしら。

まずは・・シュエモードバゴダ
ちなみに、ミャンマーでたずねる寺院の参拝時はすべて、裸足。
履物の着脱がしやすいサンダルは必需品です。
この国は実は靴はほとんど不要かも??さて、最初はシュエモードバゴダを参拝します。
バスが、ぎりぎり寺院へ横付けし、さっそく車内からはだしになって、ミャンマー初の寺院へ第一歩です。きゃ、痛あい。
と童心にもどって裸足を楽しんでいるみなさまも、
神聖な寺院の中で、正式な参拝方法をならってしばし真剣なおももちでお参りします。

ミャンマーでは、産まれた日より、うまれた曜日が重要です。
八曜日といって生まれた曜日によってその人の性格・人生・他人との相性がきまると信じられております。
西暦の7曜日との違いは、
水曜日が午前と午後にわかれていること8つの曜日は、星・方角・動物の守り神もきまっています。
仏塔(バヤー)にはそれぞれの方角にすべてこの八曜日の祭壇が立っていますので、
それぞれ該当する方角で熱心にお祈りしています。
ちなみに、今回のご参加者全員のみなさまは、あらかじめ生まれた曜日をお調べしておきました。
それぞれの皆様が各曜日にお参りされました。
私は・・日曜日生まれ・守り神はガルーダです。

昼食場所のレストランの入り口で、あるものを発見。
これ、なんでしょう?
実はTANAKAといわれる樹木なのです、すりおろして、その樹液を顔にぬると美白、保湿、日焼け止めなどの効果があるとか。
実際にぬってみるとひんやりします。これは効きそう・・お客様も童心かえって顔中へ 
さて、次なる寺院は寝釈迦仏。こんなに大きな寝仏をどうしてつくったやら。

さて、昼食はミャンマー風の中華料理をお召し上がりいただきます。
暑い時には、やっぱりビール。ああ、暑かった。
食後は気温もウナギ登りの急上昇です。
日中の暑さをさけるため、郊外ののどかな風景をながめながら、ホテルへもどります。
ホテルでは2時間ほどのお昼寝タイム。このお昼寝がなかなか効果的で、お客様にも大好評です。
なにせ日中は40度ほどにも気温があがりますから、お昼寝して一休み体をやすめて、
夕刻涼しくなってから観光へでかけます。

本日のメインは・・聖地シュエダゴオン・パヤー!
さて、本日のメイン観光、ミャンマー最大の聖地シュエダゴオン・パヤーへ
ヤンゴン市街の北、シングッダヤの丘に金色に輝くこの仏塔は「聖なる」という意味を持つイメージとは異なり、
人をひきつける不思議な力をもっています。
エレベータにのって参道へ(お客様はごぞんじありませんが、階段を上るとじつはなんと104段あるのです)。
さて、最初に目にはいるのは高さ99.4mの黄金の塔。使われている金箔の枚数8688枚。
塔の最長部には1個76カラットのダイヤモンドはじめ総数5451個のダイヤモンドはじめ1383個のルビー、
翡翠などの宝石がちりばめられています。
すべては善男善女の寄進によるもの。この国信仰の深さがしのばれます。
実は、ミャンマーは資源の豊富な国、特にルビーは有名ですが、
少し大げさにいうと、どこでもほればすぐにお金になるといわれています。

釈迦が悟りを開いたという菩提樹の大木の下で全員で記念撮影の後、
夕日に輝く、本当にこの世のものとは思えぬ美しさの仏塔をながめながら、広大な参道を一周します。
夕暮れ時の風は肌にここちよく、夕日に黄金に輝くバゴーを眺めながら、
この景色を眺めるだけでも、ミャンマーに来た価値がある。とみなさま口々に仰ってくださいました。
さて、壮大な景色を眺めて大満足のあとは、もちろん夕食です。
今夜はミャンマー料理と風をたのしみながら芝生のお庭でご堪能頂き、ホテルへもどります。

さて、戻る途中にはガイドさんの爆弾ご案内。
明日は、国内線にのって、ミャンマー屈指の聖地バガンへむかいます。
なんと出発はホテルを4時半。それも、荷物をまとめ、1泊分の宿泊の支度をしてホテルをチェックアウトです。
みなさま、ほろ酔い加減が一度にさめて、思いは明日の早起きへ。
さあ、よいこのみなさんはもう寝ましょうね。
戻ってからの停電。今夜は4回。さあねましょzzzz

ジェット機でバガンへ
早朝4時のホテルロビー。
バス車内ではいつもお休みの○○さん。おきれるかなあ? 心配していましたが、一応時間に全員集合いたしました。
これから空港へむかいます。
ホテルでうけとった朝食のBOXには簡単なサンドウイッチとゆで卵、バナナが入っています。
バスの車内ですませるかた、空港ですませるかたさまさまです。

空港での手続き後、定刻通りの出発となりました。なんとジェット機です。
ミャンマーの国内線は、7機しかなく、そのうちジェット機はたったの1機。
機材繰りは、これを回しているので、当日までわかりません。これもミャンマー流です。
幸運にもたった1機のジェット機にのれた私たちは30分も時間短縮でバガンへ。
バガン着後、最初に市場をのぞきます。

市場でバスを降りる時にはガイドからのお願いがありました。
「バガンの田舎の子供達は本当に純粋で純朴でした。ところが最近、観光客がふえることにより、
この子達は、外国人あてにお土産をうったりする商売のお手伝をするようになりました。
観光客は、素朴なかわいいこどもたちに、簡単に金品を手渡します。
お金が簡単に手にはいる事を覚えたこどもたちは、学校へいくより、てっとりばやく観光客にこびをうるようになります。
最終的には、お客様の個々の判断にゆだねるしかありませんが、
この子たちが安易なお金の稼ぎにはしらず、学校へ行ってこの国の担い手になるように、ご協力いただけたら幸いです。」

観光は、その国の経済へすくなからず貢献しますが同時に、その地域のよさを失わらせてしまう危険性と隣り合わせです。
上手に現地と関わっていきたいものです。バスの乗降口のドアがあくと、こどもたちが走ってきます。
口々に1ドル1ドル、安いよ安いと日本語で言い、絵はがきなどをてにしています。
中には一期一会、あとでねあとでね・・と意味を知ってかしらずか、大声で話しかける子供もいます。
賢明なお客様は、にっこりとほほえみながら、対処してくださいました。(ご協力感謝いたします)
素朴で純粋なこどもの心をもって、成長してほしい、観光客が環境破壊をしてはいけない。
そう感じてくださった方もおおかったことと思います。

シュエスズイーゴオン・バヤーへ
さて、活気ある市場を見学したあとは、バガンの遺跡を代表する仏塔。
シュエスズイーゴオン・バヤーへ。
規模の大きさゆえ、アノーヤター王が建設に着手しましたが、が存命中は完成せず、次王までの2代にかかって完成しました。
さて、このあたりから、お客様の記憶は、あやふやに・・・
(なんか寺へ行った。裸足になった。また次の寺へいった。またまた次に寺にいった・・)
次に寺院はテイーロミンロー寺院です。
存分に寺院を見学したあとは、イラワジ川を一望にみわたせるサクラホテルでご昼食です。
ここは洋食のコース料理が有名ですが、食事より、このすばらしい景色にみなさま思いをはせていました。
そして、温度計のメモりを横目に、本日ご宿泊のホテルへ向かい、恒例のお昼寝です。

ぐっすりお休みいただき、午後のスタートはまず、マヌーハ寺院から。
狭い空間に3体の仏像と1体の寝仏が安置され、お参りするこちらも息がつまりそうですが、
この寺院を建立したマヌーハ自身がとらわれの身となったこともあり。
自身の思いをあらわした寺ともいわれています。
そのご、本日のメインイベント・40平方キロメートルのエリアに点在する2800もの仏塔遺跡群を360度みわたすべく、
シュエサンドー・バヤーの急階段を登り、夕日に輝く幻想的な景色をながめます。
ここからの景色は本当に格別。高所恐怖症のお客様は途中で挫折されましたが、
最後まで登られたお客様は
「ここまで、登ったごほうびねえ」
とつぶやきながらしばし景色にみいっておいででした。

ここで、当社の相棒添乗員の思い出話にみながほろりといたします。
父上を最近亡くされた彼は、実は毎年ご家族で海外旅行へいく親孝行者。バガンへは父上を同行し2度訪問しています。
父上は亡くなる少し前から、周りのかたとのコミュニケーションもとれにくくなっていたそうですが、
ある日、彼が父を見舞い、テレビをみていると、ミャンマーの特集を放映していました。
ちょうど看護士が通りかかり、なにげに、父とここへいったんですよ・・と話していると、
突然父上がはっきりした口調で「バゴンはよかったなあ。また行きたいなあ」と仰ったそうです。
「そうだね。いったね。親父たのしかったかい?」
「俺は最高に幸せ者だ」彼曰く、
あれが最後の会話だったけれど、それほどまでにこの景色は印象が深かったんですと・・。
まさしく、この景色は一度みたらわすれられない。この景色をみるためにだけ、
この地を訪問する価値のある景色です。(動画・・)ミャンマーには、国の方針として世界遺産はひとつもありませんが、
この景色は世界でも類をみない文句なしの遺産です。

さて、夕日に沈む、360度の絶景を堪能し、細く急な階段をやっとの事でおりて地上へ到着します。
さてバスに乗って夕食場所へ・・のはずが、ガイドの一言。
「あっ、バスがない~。どうしましょ!」確かに駐車場には、私たちのバスはなく、お客様はしばし唖然。
「しょうがない、馬車でいきましょう」と全員がふたりづつ馬車に乗ることに・・、
バスで走り去る観光客を横目に馬車がすすんでいきます。・・・というか、これは実は演出なのです!!
ガイド君、あいかわらずわざとらしい演技だったよ。

夕食場所では、バガンの名物、操り人形の劇を鑑賞しながら、本日のお料理はタイ料理をご堪能いただきます。
本家のタイ料理よりはすこしマイルドのお味で、みなさんの口にもあったようです。
本日の行程終了。イラワジ河岸のホテルへもどります。おやすみなさい・・

ホテルの朝食には、ちょっとおどろき。
パンのトーストは、係の女性がアミにのせて、七輪でこんがりと、
卵料理は、なんだかわけのわからない油をたっぷりといれて、やはり七輪コンロで焼き上げる。
目玉焼きでもオムレツでも、係員はOK、OKといいながら、同じものしかでてこない。
これもミャンマー流?朝食の後は、今日も元気に観光へ・・・
さて、次のバゴーはどこでしょう?とおもいましたが、もうみなさん、お寺の名前もなにもかもごちゃ混ぜ状態です。
では本日は趣向をかえましょう。これぞレイライン流。

午前中は、バゴン郊外の村をたずね、村の人々の生活をちょっと拝見させていただきます。
これまでの寺院巡りとちがい、お客様はむらの人たちと身振り手振りで、交流を図ります。
庭先で、糸を紡いでいたおばあさんは、うちに入ってお茶をのんでいけと、みなさんをさそってくださり、
みなおそるおそるお茶を口にします。
観光地にいた子供達と違い、ここの子供達は、遠巻きにずっと私たちをみて、やっとそばによってきます。
くったくのない笑顔にほっとします。

日本の戦前、いえいえそれよりずっと前、本にしかのっていない遠い日本の原風景のような村がそこにはありました。
最近は、欧米の観光客もたちよるそうで、ミャンマーの民芸品を、販売している露天もありましたが、
まるっきり商売っ気はありません。近所のおばさんが交代で店番をしているといった雰囲気。
鳥・牛・馬が同じ家の敷地内に住む素朴な風情に、仏教国ミャンマーのやさしい一面をかいまみたようです。

さて、海外旅行では、その国ならではのショッピングも楽しみのひとつ、
しかしながらここミャンマーでは少々事情がちがいます。
お土産屋さんなんて皆目見あたりません。
せっかく現地通貨、チャットに両替しても、使うのは酒代ばかりなりではありますが、
ようやくそれらしいものも現れました。工芸品の工場です。
竹細工(竹を細く裂き、編み込んで漆を掛け、絵付けをする)の職人さんのあざやかな腕前を拝見し、お店をのぞきます。
まるっきり商売っ気はありませんが、店の奥には、漆に金箔を貼った高級品もならんでいます。
田舎の物価は日本の30の1とどなたかが仰っていましたが、本当におやすく感じます。
ちょっと早いですが、日が高くなる前にお昼をすませ、ホテルで恒例の休憩お昼寝タイムです。

すでに旅行の中盤をおりかえすと、時差の関係、食事などで体が少しずつシグナルを出しはじめます。
むりせずに午後はイラワジ川クルージングと楽しみましょう。クルーザーはどこじゃ?
みなさまここはミャンマーです。
おまたせしました、漁船以上、旅客船未満の船をご用意いたしました。
船からのながめるバガンの風情もおつなものです。
風が肌にここちよく、しばし船旅をたのしみ、ヤンゴンへもどるべく空港へとむかいます。

ここで、事件発生。またまたミャンマー名物、航空機の遅延情報。
どうも1時間はおくれるらしい。
そこで地元の人が集う道脇のミャンマー式喫茶店へ、時間までのんびりと過ごすことにしましょう。
まずはミャンマー式紅茶・・これはと~っても甘い。みなさまのご注文がそろう間、なにやらテーブルに運ばれてきます。
これはいってみればおやつ。注文しなくてもも勝手にテーブルにならべられ、食べた分だけ支払います。
やはり目の前にあると手にしてしまいますよね。
ミャンマー式春巻きや、肉まん、おそるおそるみなさま口にして、感想いろいろ、こんな時間も楽しいものです。

さあ、まだ飛行機は飛びそうにありません。
じたばたしてもしかたがありませんから、あたらしい観光スポット、TANAKA(日焼け止めの樹木)のプランテーションへ。
ここは最新の施設です。
TANAKAの研究を行っています。これまで観てきた建物とは一線を画した、近代的な建築です。
研究・展示・即売場が敷地内に存在します。
はじめてお土産物らしい洗礼されたデイスプレイが、
これまでの素朴なミャンマーのイメージからちょっと乖離してお客様は少し戸惑っているようです。

さあ、空港へそろそろ行きましょう。空港で、たくさんの人であふれかえっています。
ボーデイングブリッジもありませんから、待合室からとことこあるいてほどなく、プロペラ機に乗り込みます。
席は満席です。なんと全席自由席。
一路ヤンゴンへ。
今回は、協会設立の記念事業の為、ヤンゴンでは政府関係の要人との非公式な夕食会を予定しておりました。
航空機遅延ですっかりおまたせしてしまいましたが、
お国の事情は1番把握しておいでですので、なごやかに夕食会がはじまりました。

いよいよ帰国です!
今日も朝から表敬訪問です。
連日サンダルのラフなスタイルだったみなさまも、今日は正装です。
みなさまがそれぞれのお立場から、交流がはかれ、ビジネスとしても人間関係においても、
とてもよい機会ができたかと思います。
さあ、夕刻一旦ホテルへもどり、シャワーをあびていよいよ帰国です。
日中は40度近くになる気候から、今日の静岡はどうも雪が降っているらしい。
さすがにホテル出発の歳には冬支度はできませんが、飛行機内で着替える支度をして帰国の途へ。

空港の中心で愛を叫ぶ!「ミャンマー!ありがとぉ~!!」
夜中のバンコクの空港は乗り継ぎ客、出発客でとっても混雑しています。
いまが夜中とはおもえないほど、乗り継いで早朝の中部セントレア空港へおつかれさまでした~!