法政大学院坂本ゼミ 中国・義烏と杭州の旅3日間 

義烏最大の福田市場の外観(これでも一部)
 2010年3月19日~21日

百均商品のふるさと 中国義烏(イーウ)』って知ってますか?
常日頃より、社長の小松が「すばらしい!」と力説していたものが2つありました。
ひとつは、中国浙江省にある義烏(イーウ)。
そしてもうひとつは、小松が在籍している法政大学大学院坂本ゼミです。
なんと、今度はその坂本ゼミの皆さんが義烏へ行くとのこと。こんな絶好のチャンスはありません。
「ぜひ連れて行ってください!」と懇願し、同行させて頂くことになりました。感激です。
ちなみに当社と義烏とのおつきあいはかれこれ10年近くにもさかのぼります。
親交のあった元外務省在中国駐在官からこの地の可能性について教えて頂き、
当時まだ日本人でたった一人の貿易商社をご紹介いただくなどして、これまで関わらせ頂いてまいりました。

法政大学大学院政策創造研究科の坂本光司教授は、
『百均商品のふるさと 中国義烏ビジネス事情』(坂本光司・山田伸顯 編著、同友館)の著者としても有名で、
義烏には足繁く通っていらっしゃいます。
今回は政策創造研究科のゼミ生の方々、
ならびに「静岡県経営革新フォーラム21」のメンバーなど、向学心溢れる方々が同行されました。

我々一行は、成田から一路杭州へ。
そこから目的地の義烏へは、車で約1.5時間。
大半が初めて義烏へ行く方々ですので、到着前から心が弾みます。
車の中では早速坂本教授による義烏の概要説明のお話がありました。

端から端まで5kmって?!創造を遙かに超えて・・・
義烏は別名「百均商品のふるさと」とも言われる中国浙江省の新興都市。
世界にある約50万種類の軽工業品の約80%にあたる40万点アイテムがここに集まる、
小物雑貨における世界最大級の生産・流通基地になっています。
端から端まで5kmを誇る義烏最大の「福田市場」は総面積300㎡に約50,000社のブースがあり、
1日平均20万人のバイヤーや観光客が訪れます。この規模を想像するだけで、皆さんもびっくりのご様子。
バスの中はワクワク感でいっぱいになりました。

バスが福田市場に到着すると、隣接するホテルに荷をおろし、そのまま市場見学にでかけました。
広い! もうすでに圧倒されました。
夕食時、義烏に事務所を置く日本企業の社長においで頂いて、義烏の成り立ちや最新事情などの興味深い話をお聞きしました。
「まず商品ターゲットを考えておく」
「どんどん店に入りたくさん値段を聞く」など、買い物の際のアドバイスもたくさん頂き、皆さん翌日に備えます。

おもしろ商品やびっくり商品も数限りなく・・・。
さあ、2日目は待ちに待った市場視察です。
小さなグループに分かれ、あらかじめ手配済みの日本語ガイドを同行させて、
朝9時の開店と同時に、市場へと乗り込んで行きました。
市場は文房具、玩具、電子製品、工具、かばん、スポーツ用品、パーティグッズなど種類ごとに分かれています。
多様な品ぞろえの中には、おもしろ商品やびっくり商品も並びます。
小売をやってくれるところもありますが、卸問屋が多いので、最小販売個数を設ける店もあります。が、とにかく安い。
値段を聞きながら驚きや笑いの連続の中、どんどん品定めが進んでいきました。
皆さんは楽しそうな表情の中にも、真剣な顔つきで品定めされる姿が印象的でした。
皆さんそれぞれご満悦の様子で、終了時間にご集合されました。

夕刻、市場を後にし、バスで杭州へと向かいました。
その道すがら、バスの中では坂本ゼミ名物の発表会が行われます。
各自の感想の他に「戦利品」の紹介などもあり、和やかな雰囲気に包まれました。
皆さん、お買いものだけでなく様々な視点から観察もされていて、聞いている私も非常に勉強になりました。
夜、杭州に到着。夕食後は散策タイムです。
夜風を受けながら、活気あふれる街を歩き、中国パワーを感じていらっしゃいました。

最新鋭設備を導入した「先進シルク工場」へ
3日目、バスは企業視察へと向かいました。
杭州に拠点を置く達利集団公司です。ここは最新鋭設備を導入した先進シルク工場です。
広い敷地には欧米の企業を彷彿させるような近代的なビルが立ち並び、約6,000人が働いています。
休日であるにも関わらず、会長をはじめ社員全員にご出社いただき、私たちをお迎え頂きました。
欧米高級ブランド企業にも出品しているだけあり、製品の質も秀逸で、見とれてしまう人も。
そして、お待ちかねの買い物タイムには、広いギャラリーを縦横無尽に走り回る女性陣の姿がとても印象的でした。

負けてはおれぬ!中国パワーに!
そして、そのまま空港へ向かい、関西空港へ。
短い間でしたが、たくさん歩き、たくさん見て、たくさん買った今回の旅。
「世界の工場」たる中国パワーを肌で感じ、様々な思いを胸に皆さんご帰国されました。
個人的にも、色々なことを勉強し、かなり内容の濃い旅になりました。
坂本教授を始め、皆さんありがとうございました。