岩手県農業法人協会 農業事情視察 ~韓国編~

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2010年11月17日~21日
ご縁とは不思議です。なぜに岩手県の団体様が当社に?
17日、朝1番の新幹線で東京経由仙台へ・・・ 便利になりましたね~。
仙台発で岩手県のお客様のアテンド。 新富士を朝1番、6:35分の新幹線で、仙台空港へ10時10分には到着です。
仙台駅から仙台空港へは、アクセス線で10分。 便利、便利。空港へはアクセスがいいのが一番です。
今回のお客様は、先回のお茶経営士会様にひき続き韓国へ、農業事情視察の岩手県農業法人会様ご一行です。
なぜに岩手県の団体様が当社に?いやぁ~『農業視察ならレイライン!』と全国区で有名ですから・・といいたいところですが、
これも人と人とのつながりから、以前にもブログで紹介いたしました「韓国ベンチャー農業大学」(*後述)がひとつのご縁です。
今回は、韓国の財閥企業が開発した巨大稲作事業地をはじめとして、ソウルで韓日農業シンポジウムへの参加、
1日遅れでソウル入りする静岡県の農業グループとの交流会など、スケジュールびっしりの視察研修会です。
気合いをいれて、いざ、仙台空港へ・・・
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魅惑の?べっぴん添乗員がアテンドいたしま~す!
岩手からは皆様貸し切りバスでご到着。
今回、地元TV局の同行取材もあり、出発前に事前研修会をされるとのことで、空港内の待合室へのご集合です。
初めてお会いするお客様ですから、ちょっと緊張ですが、
お一人の「いや~、添乗員さん、べっぴん!(ここ特に強調)でよかった~」のひとことで場が一気に和みます。
(それって?ちょっと複雑…)
まずは、ご参加者皆様の自己紹介。これがまたすごい!
お話には聞いていましたが、日本の農業を背負って立つ、この道で著名な方ばかり。
その後、今回の視察の企画者、韓国農林業親善大使の岩手大学木下先生の講義からスタートです。
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さて、本日の夕食はもちろん焼き肉~。
韓国フードをご堪能頂き、本日のホテルは国際会議場のある韓南へとまいります。
明日も早い・・ゆっくりお休みください。
さて、講義後チョックイン手続きをすませ、一路ソウルへ。
仙台空港のアシアナ航空さん、スタッフの方もとっても親切。
席は満席ですが、団体はこのグループだけらしく、いろいろ便宜を図ってくださいました。
さて、出国手続きをすませ、機中へ・・。ソウル到着。
今回の旅程は研修一色。まったく観光がありません。しかしながら、初めての韓国旅行の方もおいでです。
せめて少しは町の雰囲気も味わっていただきましょう。と先生とご相談し、
夕食前にソウル一の繁華街、明洞(ミョンドン)へ。
ものすごい人に圧倒されながら散策、お買い物を楽しみ。
先週行われていたG20の為に特別にデコレーションされた清渓川
(チョンゲチョン・イ大統領がソウル市長時代に高速道路を解体し昔の川を復元させたソウルの新名所)の夜景を楽しみます。

2日目は『忠清南道』
さて、2日目は『忠清南道』へむかいます。時間にして約2時間の行程です。
おくれましたが、今回のガイドの金さん。以前に坂本研究室の韓国研修でも通訳をお願いした、
クリスチャンでとっても上品な日本語の堪能な優秀ガイドさんです。
車内は韓国の歴史・文化などのお話が続きます。
バスの揺れとあいまって、上のまぶたと下まぶたのデートがはじまるところですが、
あにはからんや、だ・だれもお休みなっていません。みなさん、実に勉強熱心。
視察先近くになると木下先生からのレクチャーが始まります。

農業、アジア最大の稲作耕作地・・・『財閥のH社』
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この日、実は韓国では年に一度の受験日。
ご存じでしょうか?会社も行政もすべて出社は1時間遅れで、
受験生が優先寝坊した生徒を試験場まで送るためパトカーや白バイまで総動員なのです。
韓国の受験戦争は日本以上で、一生に一度、この日の試験が将来を決めてしまうといっても過言ではありません。
通勤ラッシュが一時間ずれている影響もあって、予定時間をちょっと遅れての現地到着です。
インターを降りひた走ると、まるでここはアメリカ?といった風情の一面稲作地帯がひろがります。
ここが目的地の農業、アジア最大の稲作耕作地です。
財閥のH社が、入り江の入り口を封鎖し、淡水化して、巨大な農地を開発した地域です。
道路を隔て、かたや海、かたや水田と、なんとも不思議な光景です。
午前は本社にて農園の歴史と牧場の見学、午後は実際に農地見学と航空機などを見学です。

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お昼は、この地、名物の「牡蠣のたきこみご飯と納豆スープチョングッチャン」。
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何もないところですから、現地当社提携旅行社が苦労して探した食事場所。
皆様からお褒めの言葉をいただき、ほっと一安心です。
お客様は、畜産も稲作もプロ中のプロが勢揃いしていますから、質問も半端ではありません、
私もいろんな方が解説してくださり、すっかり農業に詳しく(?)なりました。

韓国の「徳山温泉」って
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さて、本日の研修終了後は「徳山温泉」へお泊まりです。
日本人なんて泊まっていないだろうと思いきや、エレベーターを降りると懐かしい日本語が・・
商社のビジネスマンのようでした。
日本人はどこでもいるんですねえ・・。
夕食は、当地名物、完熟林檎で育てた「黒豚と熟成したキムチの鉄板焼き」。
熟成したキムチって、要はすっぱいんですけど、焼いてみると中々美味。
そういえば、食べ頃を逸してしまったキムチちゃんは、刻んでチャーハンにするとおいしいですものね。
東北の方はお酒が強いとよくいわれますが、本当に、みなさんお強いし、しっかりよく食べて、元気いっぱい。
夕べに引き続き、今日もおかわり追加です。
今晩は、全員のお部屋がオンドル。
オンドルって韓国式の旅館部屋。床暖房が入り、みなさま、お部屋にある布団を自分で敷いてお休みいただきます。
日本とはかなり勝手の違うお布団はとっても薄くて、床暖房のあたたかさが布団を通じてじんわりとしてきます。
田舎ですので、周りになんの施設もなく、オンドル部屋であるのを幸いに、先生の部屋へ全員集合の二次会です。
深夜まで、先端農業者の皆様が激論をかわされたようです。
食後の近くの商店で入手した大量のお酒とつまみ。先生のお部屋の状況はいかに???

ドラマにでてきそうな風景がいっぱいの『外岩里民俗村』
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さて、3日目、
食は、2日酔いの朝にはぴったりの「たらスープ」。 しっかりいただいて、本日のハードなスケジュールへむかいます。
まずは、『外岩里民俗村』。
500年前から季さん一族が守ってきた集落で、なんと今でも人が住み、ここを守っています。
さしずめ、妻籠・奈良井宿といったところでしょうか?
人がいる、生きている村、周りの景観といい、素朴な風情・風景は素晴らしい!
わざわざこの村を見学にいってもいいな~と思える村ですが、交通不便ですから、観光ルートにはのりませんね。
こんな村を見つけてくる木下先生はすごい。脱帽です。

農業品とチョコレートのコラボ製品で、大ヒット・・・H社
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さて、次は、ベンチャー農業大学卒業生、最も成功した起業家のおひとり。チョコレートのH社を訪ねます。
わたしは、3度目の訪問ですが、毎回、社長のパワーに圧倒されております。
店構えは、まるで、銀座・六本木といった雰囲気。おしゃれですてきな内装。
こちらでは、大学を通じて知り合った、農業品とチョコレートのコラボ製品で、大ヒット策をいくつもつくりだしています。
ベンチャースピリットにあふれる社長は、中国への事業展開も進行中とか・・
何度も何度も、ベンチャー起業家精神とスピリットを繰り返し口にされ、皆様方も刺激をいただいたようです。
私はというと、午後のスケジュールの日程もせまっているので、実はハラハラ・・きゃ~!また質問が・・・止まらない!
時間都合をお話し、ディスカッションを中断。ごめんなさ~い皆様。
大量のチョコレートをお買い上げされて昼食場所へ。
本日のお昼は「プルコギ」。
さしずめ韓国版・すきやきとでも言いましょうか・・ゆっくり堪能して頂ける時間がありませんでした、本当にごめんなさい。
ところで・・H社の訪問の際、バスは近くの役所の敷地に駐車中。
バスの駐車場などない地域ですが、役所がお願いしておくと置かせてくださるそうです。
管理の方もいますし・・日本のお役所もこうならいいのに・・ね。

『韓国農業振興庁』にてミン長官と1年ぶりの再会!
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さぁ~、本日3度目の視察先は、『韓国農業振興庁』。
サムスン経済研究所の研究員から、行政へ転身し、大統領補佐官を務められ、
今やこの庁の長官というお立場のミン長官の講義を拝聴します。
なにしろ、遅刻するわけにはいきません。
時計を片目で見ながら、ガイドさんとドライバーのお兄さんの機嫌をうかがいながら・・・とにかく、急いで~~。
カーナビ表示の到着時間を40分も短縮して、無事到着。でも怖かった~。
お約束時間の5分前、合流予定の静岡グループとほぼ同時間に到着! よかった~。
ミン先生とは1年ぶりの再会です。 あいかわらず、エネルギッシュでスマート。
講義も皆様くいるように聞き入り、会館の入り口で、記念撮影。
その後は振興庁の管理する植物庭園などを視察し、静岡組とお別れして、ソウル市内へもどります。
本日の夕食は『海鮮鍋』。ゆっくりお楽しみ頂き、ホテルへまいります。明日も・・・早いかな?

これが噂の『コリア・フード・フェステイバル』!!
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さて4日目。そろそろお疲れもでてくるころでありますが、皆様とっても元気。
今日は、終日『コリア・フード・フェステイバル』会場に缶詰ですので、明日の帰国を思い、
早朝から免税店へおでかけ。お買い物後、いざ会場へ。
本日は午後、ここ国際会議場で、韓日農業シンポジウムが行われ、わがお客様も事例発表をされるのです。
先日G20の開催された会場は、韓国全土から集まった農産品と農民、見学者の皆様で朝から熱気にあふれています。
韓国地酒マッコリの飲み比べコーナーや、調理人が一同に介しての農産物の調理コンテストなども行われ、
良い匂いが会場内に漂います。
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そのなかでもひときわ目立つのが、韓国農業ベンチャー大学のブースです。
とにかく広い会場ですからそそくさと見学をして、午後のシンポジウムに備え、本日の昼食は「豆腐チゲ」。
寒いときには本当に体を温めてくれます。 さて、腹ごしらえをしていざ本番へ・・・。

熱気あふれる、シンポジウムの開催です!
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静岡勢とも合流し、シンポジウムの開催です。
(この模様は、帰国後22日の朝日TVのニュースに取り上げられて、全国放送されています。ユーチューブでご覧いただけますよ。)
13時~21時まで長~いシンポジウムですが、ずっと熱気に溢れており、
後半19時からは、野菜をテーマのファッションショーが開催されました。
(静岡組が参加・県立農業大学の学生さん、がんばりました)
途中、農民交流の夕食会時には、ちょっと会場を脱け出して、静岡グループとの交流会を行いました。

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さまざまな変更事項が生じ、当初の予定よりだいぶ短い時間の交流会となってはしまいましたが、
大変に有意義な交流の時間がもてたようでした。
さて、本日の長~い1日も無事終了とあいなりました。
ホテルへもどって、明日の帰国準備をいたしましょうって・・・あれれれれ・・・ 幹事さん曰く、
「最後の夜を楽しもう」というわけで、急遽ホテル近くに居酒屋を手配。
(現地旅行社のチョンちゃんが大活躍です)深夜まで、宴は続きました。

さて、名残惜しいですが、本日は帰国日。
通常より15分早くレストランを開けてもらい、朝食後空港へむかいます。
ガイドの金さんは、クリスチャン。今日は皆様を空港を送ってから、教会へいくそうで、すてきなスカート姿で登場です。
無事チェックインをすませ、一路、仙台へ・・・。 仙台空港で解散式。

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岩手の皆様、本当に、ありがとうございました!また、お目にかかれますように・・・
会長様の温かな感謝とねぎらいのお言葉を頂き、
企画者の木下先生からもパーフェクトとお褒めの言葉をいただきました。
こちらこそ、ありがとうございます。 素敵な出会いと、学びの多い旅となりました。
岩手の皆様、本当にありがとうございました。 また、お目にかかれますように・・・。

Tさま、ありがとうございます!箱を開けた瞬間・・お花のように色とりどりのリンゴちゃん。
スタッフみんなでいただきました。ごちそうさまでした。
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