『秩父夜祭』

s-DSCN0182.jpg 2010年12月2日(宵宮)~3日(大祭)
12月3日、『秩父夜祭』の大祭に行って来ました。
地元を朝ゆっくりの出発。途中で会うバスの団体名が・・・全て「秩父夜祭り」ツアー。
こんなにたくさんの人が行くのかぁ~と思いながら、15:30頃、バスの駐車場に到着。
そこからシャトルバスに乗り数分で秩父の市内へ。
歩くこと800m位でメインストリートに出ることができたが、とにかく、もの凄い人・ひと・ヒト!
ましては、道の両側には出店でびっしり埋め尽くされている。
これではまっすぐ歩くのは無理難題。迷子が出ないことを祈りつつ・・・秩父神社へ。

秩父夜祭とは・・・
秩父夜祭は、秩父の総社、秩父神社の例大祭で、300有余年の歴史を誇ります。
京都祇園祭(7月)・飛騨高山祭(4・10月)と共に『日本三大曳山祭』に数えられる。
巧みな技を極めた極彩色の彫刻や、金糸をあしらった後幕の刺繍などに彩られた、
豪華絢爛な笠鉾・屋台が秩父屋台囃子の調べに乗って、冬の夜空を焦がす花火をバックに曳き廻される勇壮な祭りです。
秩父神社の女神妙見様と武甲山の男神が年に1度、御旅所で出逢うというロマンスも伝えられています。
そこには今か今かと出番を待ち構えている屋台が二基、観光客のモデルを務めていました。
しばし見学の後、今回の観覧席を取って頂いた『慈眼寺』さんへ。
観覧席
話には聞いておりましたが、実際行ってみてビックリ!!
曳き廻しのクライマックス団子坂に差し掛かる絶好のポイントです。
目の前で『笠鉾・屋台』6基の方向変換・打ち上げ花火が座って見える最高の場所でした。
底冷えの中、震えながら待つこと1時間。
闇の中、提灯で化粧まわしをした雄大な屋台・笠鉾が、威勢の良いかけ声と秩父屋台囃子に乗ってやって来ました。
2010秩父
思わず「お見事!」と声をあげてしまうくらい圧巻だったのが・・
屋台・笠鉾が目の前まで来ると、屋台の下に人が入り回転軸を備えるため、
外から丸太棒を2本差し込み重さ12トン~20トン(何人もの人が乗っているのでそれ以上)の屋台を十数人にひとの力で傾け、軸を取り付け、
屋台の向きを変える、後また同じように傾け軸を外す。
街角で方向を変えるたびにそれを繰り返すので本当に重労働。皆さん、ご苦労様です。
そんな情景を眼の前で見ながら、夜空には何発もの花火。とても幻想的な一幕でした。
私たち一行は、6基が通り過ぎるのを見学した後、退散。
この後、笠鉾・屋台は最後の難関・団子坂を上り切り、年に一度の出逢いの場『御旅所』へ
妙見菩薩を表している亀の形をした「亀の小石」の所で二人は落ち合うのだそうです。
亀は大地を表し、龍<武甲山に住む龍神さま>は天を表します。
すなわち、天と地が合流するわけで、秩父夜祭は『天地合流』というスケールの大きなお祭りです。  
夜中の2時頃、笠鉾・屋台は御旅所を後に団子坂を下り戻って行くとの事で、未明まで続きます。
通(つう)な方は、ここまで見るようです・・・。ご参考まで。

秩父屋台囃子について
 重さが12トン~20トンある笠鉾・屋台を曳く数百人の曳き子、その呼吸を一つに揃えさせるために秩父屋台囃子があります。
船に見たてた笠鉾・屋台が勇ましく進む様を表しているといいます。
大波・小波の打ち寄せる音を大太鼓・小太鼓で叩き分けます。
平坦地はおだやかな小太鼓のリズム、街角を曲がる時は小太鼓のみの「玉入れ」と呼ばれる巧みな叩き方、
坂道にかかると笛の高調子、小太鼓の急調子と共に大太鼓が満身の力を込めて打込まれます。

昼間は何を見るの?
 各会場・笠鉾・屋台でイベントが行われています。
屋台では国指定重要無形民俗文化財「屋台芝居」を公開・屋台曳き踊り・秩父歌舞伎公演・秩父郷土芸能公開など 

今後見物に行く人のために
今年は、さほどではないように耳にしましたが(昨年は雨のようで)かなり冷え込みました。
特に足元が冷えますので、十分な防寒とホッカイロなどを持って行くと便利です。
耳元にも耳当てが必要かも。他、見る場所の確保がされていない方は、携帯用のイスなども有ると便利です。