第3弾 東北応援団ツアー

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2011年 

東北応援団ツアー パート3

5月のゴールデンウイークからはじまった東北応援団ツァーもおかげさまで第3回目となりました。

私は先回に引き続きまして2度目の添乗、でもでも、なんとバスにはボランテイア精神旺盛の当社の上司が、お客様としてご友人と共に、でんと構えて座っております。ちょっと緊張の添乗が始まり始まり・・。 1ヶ月前と比べて現地の様子はどうだろう?少しでも、環境が良くなっていてほしい・・そんな願いを胸に、バスはまずは東京へとむかいます。

今回東京からご参加のお客様はフジテレビの放映をご覧になってすぐにお申し込みくださった方もおいでです。
日中から激しい雨だったこの日は、道中もやはりものすごい雨。その影響と連休のUターンラッシュが重なり東名高速は30キロ近い渋滞でした。
早めに決断して中央自動車道を経由のルートへ変更、新宿へはなんとか30分遅れで到着いたしました。
深夜12時近いというのに新宿は大混雑。電話でお客様と連絡をとりながら、全員揃ったところでいざ岩手へ。
途中、ご参加の方々の様子を伺いつつ休憩をとり、予定通り遠野に翌朝の到着です。 今日のボランテイアは約200名。 さぁ~いざ出発、と思いきや『長靴貸してくださ~い』??聞き間違い?あれっうちのお客様?なんと、お客様、一番大事な長靴をお忘れになったとか・・
通常、用具の貸し出しはありませんが、特別にご配慮いただきましたボランティアセンター様、ありがとうございました。 s-DSCF1476.jpg s-DSCF1477.jpg

あとでお聞きすると、お客様は深夜の集合時間間際まで、お仕事をされていたのです。T様、実はこの方、うちの社長の古くからのご友人。いまはポッカールというドイツ製のとっても楽しい競技用具を普及するお仕事をされており、とってもお忙しい中、どうしても人にお役にたちたいとお申し込みくださいました。
しかしながら、忙しすぎて、当社からのご案内を開いたのが出発日だったとか・・なんとかなると・・ってなっちゃいましたね。でも他のみなさま呉々もお忘れものはないようにお願いいたします。 T様、このあともずっと本ツアーのムードメーカーで、場を和ませてくださいました。 ありがとうございました。

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ボランティアの行き先は、当日決まります。朝の全体ミーティングを終え、さて今日はどこへやら・・・。今回も陸前高田市へと決定。個人的にはおなじ場所の変貌ぶりを確認したい気持ちはありましたが、過去2回とも大変厳しい作業でしたから・・皆さん大丈夫かな?

今回の作業場は前回作業した場所から道路挟んで海側の場所でした。先月は荒れ果てて大変な惨状でしたが、あの時とは比べものにならないほど整然と片付いており、作業にかかわられた方々、一人一人の力を感じました。

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前回は今までに嗅いだことの無い匂い・・がそこはかとなく漂っていましたが、今回は海らしい匂いがしました。そして暑さという点では、前回最高気温35度、今回最高気温28度、この違いはとても大きかったです。1ヶ月でここまで片付いたんだと嬉しさが込み上げてきました。また、震災以降のボランティアの方々の“バトン”が繋がれていることを実感しました。

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そうそう“ハエ”もだいぶ少なくなっていました。もちろんまだまだ荒れ果てているところもあります。土壌改良のために植えられた向日葵が咲きほこり、道中にはタバコの葉が生い茂ったりのどかな景色がもどりつつあると感じました。   現場に行きますと隊長さんから注意事項がいろいろあります。特に印象的な言葉が『万が一の場合、津波警報が発令された時、とにかく自分だけ逃げてください』まだまだ,余震が続いていることを実感する言葉に身が引き締まります。

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午前中は移動と作業時間を含めて約90分、午後は約75分のボランテイア作業となりました。昼食は毎回お願いしております現地のお弁当屋さん。バスのトランクには富士より持って参りましたタンクたっぷりの水。そして極めつけは、ギンギンに冷やしてあります“おしぼり”をお昼休みにお配りして・・・皆さん「気持ちい~~~い!」 次第に、ボランティアの作業時間も短く、そして、内容も変化してきております。 作業も怪我なく終え(これが一番)道具を片付け、作業服から着替えて、現場をあとにします。

さあ~ボランティアのあとは本日の宿泊地、鶯宿温泉へ。 途中ガッチリ買い出しをして少し遅めの到着。温泉で汗を洗い流してご宴会です。 応援団1回目の時は、お客様が激減とお話されていたお宿も、今日は個人客で満室。すっかり例年の賑わいをとり戻されたようです。

私は、夕食の後、お部屋へもどって、この日優勝した日大三校の熱闘甲子園を見ようとはりきっていましたが、とっても起きていられませんでした。いつの間にやら眠りについておりました。そういえば前回の時は、なでしこジャパンがワールドカップで優勝した日。やっぱり寝てました。

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朝食をお腹いっぱいに頂き、いざ本日は観光へ。
最初は「盛岡手づくり村」へ。入口へご案内し振り返ると女性3名しか来てない?他の人、隣の岩手県交通のバスガイドさんの方へ。まぁ、確かに男の私よりは制服が魅力的なガイドさんのほうがいいのでしょうけれど 手づくり村では、体験や南部煎餅の試食、ショッピングがお楽しみいただけます。

次は「岩鋳鉄器館」へ。ここでは、なぜ南部鉄器がこれほど盛んになったのか?なぜ南部煎餅が有名になったのか?いろいろ学ばせていただきました。答え?今度当社のツアーに参加して見つけてください。 ちなみに盛岡さんさ踊りの“さんさ”とは喜びを表す時の表現用語だということです。

ついで盛岡市内マップを片手に自由行動です。 じゃじゃ麺、冷麺、おそばの盛岡三大麺。「行くところが決まってない方はご案内します」とは言ってみたものの、皆さん思い思いの店へ行かれました・・・・ちょっと寂しいかな。  市内では、24時間テレビの中継があり、その隣がバス駐車場でしたので、通行人から「静岡から来たの?」とたくさん声をかけていただきました。朝食をお腹いっぱいに頂き、いざ本日は観光へ。
最初は<strong>「盛岡手づくり村</strong>」へ。入口へご案内し振り返ると女性3名しか来てない?他の人、隣の岩手県交通のバスガイドさんの方へ。まぁ、確かに男の私よりは制服が魅力的なガイドさんのほうがいいのでしょうけれど

ついで盛岡市内マップを片手に自由行動です。
じゃじゃ麺、冷麺、おそばの盛岡三大麺。「行くところが決まってない方はご案内します」とは言ってみたものの、皆さん思い思いの店へ行かれました・・・・ちょっと寂しいかな。
 市内では、24時間テレビの中継があり、その隣がバス駐車場でしたので、通行人から「静岡から来たの?」とたくさん声をかけていただきました。

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その後、支援物資のお届けに、被災地支援チーム SAVE IWATEさんへ。皆様のお気持ちいっぱいの物資をお届けさせて頂きました。一時に比べて物は集まっているようですが、必要とするものは都度違ってきます。これからは物資から、精神的なささえも必要としてくるようです。“仕事”だったり“希望”だったり、インフラは回復をしても、内面的にはとても時間がかかるのでしょう。

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<最後に岩手の銘酒『あさ開(びらき)』さんにて自慢のお酒と多国籍料理を堪能しながら、今回感じたことを一人ずつ語っていただきました。

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最後に岩手の<strong>銘酒『あさ開(びらき)』さんにて自慢のお酒と多国籍料理を堪能しながら、今回感じたことを一人ずつ語っていただきました。

いろんなご意見、ご感想がありましたが、“現場を見ると違う”ということが多くのみなさまから聞かれました。今回のご参加者様に5月のツアーに参加くださり、その時もやはり同じ場所で作業をされた方がおいででした。すさまじい惨状だったその場所は、3ヶ月後にはみごとに畑として生まれ変わっていたそうです。

「一緒に悲しむことよりも、あなたの仕事を一生懸命やってほしい。それが沿岸を、岩手を元気にする力になると思うから。」・・</strong>・商店街にたくさん書いてありました。   私たちも、自分の役割を果たしていきたと思います。それは、すこしでも多くの方にこの現場を見て頂くことです。人間は忘れやすく、ボランティア気運も薄らいできて、希望者が少なくなっている現状だそうです。当社でもツアーの集客が思うに任せない状況ではありますが、少しでも多くの方に自分の目で見て、感じていただくお手伝いをさせていただきたいと思っております。

心の底から、一日でも早い復興をお祈り申し上げます。東北応援団・・こらからもまだまだ続きます。