第3弾 東北応援団ツアーご参加者の紀行文

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東北応援団ツアー第3弾 ご参加いただいたお客様(静岡市清水区にお住まい)M様から感想文がよせられました。
M様は、震災後、現地に行って、自分の目で確かめたい!そして、被災地で、少しでも誰かの…何かの…お役に立ちたい!との強い思いを抱いていたところに弊社、東北応援団ツアーチラシをご覧になってご参加頂きました。
本当にご参加ありがとうございました。
M様感想文はご本人承諾の上、掲載させて頂いております。

東北応援団ツアー3に参加して
8月19日から22日「東北応援団ツアー」(主催:株式会社レイライン)に参加しました。 出発日が来るまで、同社がそれまでに派遣した同名ツアーに参加された方々の感想を読んで、自分なりに岩手県の被災地の様子を次のように想像していました。

・道路の修復や鉄道運行など交通インフラが回復している
・津波で倒壊した家や流された船・自動車などは撤去され、多くの重機が整地作業をしている
・少しずつでも建物が建ち始めている
・道路には復興作業の車がひっきりなしに行きかっている
・片付けなり、復興作業なり、作業する人々が大勢見える
・仮設住宅が見える ・腐敗した水産物や津波で持ち込まれたヘドロの異臭がひどい

そして当日、岩手県陸前高田市でボランティア活動をすることになり、現地に到着してみると、現実は違いました。
・道路は回復しているが、線路が流された鉄道や壊れた河川の堤防は手付かず
・津波で流された車や家の残骸は、海岸から少し入った山の麓に分別収集されていた
・津波に飲み込まれても壊れなかった建物がそのままで取り壊されていなかった
・作業する重機も見渡す限りの原野に数台が見えるだけだった
・まだ収集されない自動車や瓦礫、折れ曲がった電柱の残骸などが道路脇に残っていた
・仮設住宅を見たのは1か所だけ
・走っている車はほとんど無い
・作業現場は見た目きれいだが、実際には瀬戸物や瓦の瓦礫やビニールなどゴミが埋もれていた
・異臭はほとんど無かった
・作業現場で遺体が発見されたところは赤い短冊布がついた棒が立っていた
・津波で倒壊した水産加工工場だけが再建作業中だった
・内陸部の県庁所在地盛岡市は被害が全くなかったように、市民が普通に買い物をしたり公園で憩ったりしているのに対して、被災地は人影も無くとても同じ県とは思えなかった
宿泊先でお会いした岩手県内陸部の女性からお聞きした貴重なアドバイスを紹介します。
この女性は自宅でTVを見ている時に地震に襲われたそうです。
停電でクレジットカードが使えないため、食料や水を購入するにも自家発電機を備えたコンビニを探さなくてはならず苦労したということでした。
だから、日頃から数日暮らせる食料や水、現金を少し手元に準備しておくべきだと言っていました。

今回のツアーは驚愕の言葉しか出てきませんでしたが、このツアーで「何か」大切なものに気づくことができたような気がします。