レイライン紀行・伊勢神宮の旅 

レイライン紀行・伊勢神宮の旅 

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2011年1月16日~17日
1月16日~17日、とことん伊勢神宮を極める旅を催行
昨年、伊勢神宮を訪れた方は過去最高とか。
不況ゆえ、神頼みが多いのでしょうか?いえいえ、いまやパワースポットとしても名高い伊勢神宮の御利益を得ようというのでしょうか?
今年は伊勢神宮が60年に1度、あるエネルギーの力がすばらしく高まっている~という巷の噂。
それは「金運」
噂を聞きつけたお客様が、年度の初めは節分。なんとか年度内に間に合わせようと、このような日程でツアーを催行した訳です。
信じる者は救われる・・とはいえ、蓋を開けてみると・・・なんと!参加者すべてが女性。それも全員が独身?!
レイラインはじめての『女子会ツアー』となりました。
最近は個人情報保護がいきすぎ、あまりさせて頂かないことですが、参加者も少人数でしたので、各自、自己紹介から・・バスの車内は、静岡駅から静岡ICまでの10分間の道のりで、すでに大盛り上がり。
女性はパワーがありますね。
スムーズにバスは進みますが、袋井辺りから何やら怪しげ・・雪なんと粉雪が舞っている・・
しばらく進むとドカ雪?にかわり、一面が真っ白です。
伊勢湾岸道では、北陸に来てしまったかのような雪景色です。 雪は歓迎のしるしとか?
雪景色が珍しい静岡県人は大はしゃぎです。
(しかし、あまりの雪に、私たちが通過した直後、伊勢湾岸道は通行止めに・・後で知ることとなりました)
2011伊勢神宮
斎宮歴史博物館
さて、まずは『斎宮歴史博物館』へ。
天皇に代わり、伊勢神宮に仕えた未婚の皇女「斎王」の宮殿が置かれた場所です。
この博物館、実はその宮殿の遺跡の上に立っており、遺跡を保護するために一本の杭も地下に打っていないという建物。
みごと!すばらしい!現在も発掘中です。。
ビデオを鑑賞し、しばし「雅」の世界に思いを馳せてから、いざ、伊勢神宮、外宮へ・・
来館記念で思わず・・パシャ!すみません。
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125社神社の総称を伊勢神宮といいます
いざ、伊勢神宮へ詣ろう!(外宮編)
今回のツアー目的はズバリ、「伊勢神宮」そのもの! それ以外の周辺観光地へは(頑固に)立ち寄りません。
伊勢神宮の正式参拝は、まず外宮から・・・
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伊勢神宮とは?
伊勢の宇治の五十鈴(いすず) 川上にご鎮座の皇大神宮(こうたいじんぐう、内宮=ないくう)と、
伊勢の山田の原にご鎮座の豊受大神宮(とようけだいじんぐう、外宮=げくう)及び別宮など
『125社神社の総称』です。
神宮参拝の順路は、多くの場合まず外宮からというのが古来からのならわしです。
豊受大御神(とようけおおみかみ)外宮とは?
豊受大御神(とようけおおみかみ)をお祀りしています。
御神徳:衣食住をはじめすべての産業の守り神としてあがめられています。
建物やお祭りはほとんど内宮と同じですが、屋根の千木や鰹木など細部にちがいがあります。
内宮と違ったところを見つけながら外宮を参拝するもいいかもしれません。

伊勢神宮にこだわり、本式参拝にこだわり、ゆっくりと堪能していただこうという趣向です。そのために、
伊勢で最近人気の『お伊勢さん・観光案内人』をお願いしました。
待ち合わせ場所で案内人の“容子さん”とご対面。
見るからにやさしさがいっぱいの笑顔が素敵なおねえさまです。
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伊勢神宮とは・・・からはじまり、さまざまなエピソードや、ガイドブックにものらない秘密のお話を沢山お聞きして、
あっというまの1時間半が過ぎていきました。
さて、明日はいよいよ内宮です。 翌日の時間の打ち合わせをして、容子さんとはお別れ。
本日のお泊まりどころ・・・鳥羽エリアでは老舗中の老舗『戸田家(とだや)』さんへ。
夜のご宴会の詳細は省かせていただきます・・・
なぜって、とても中継できるシロモノ?でなく、旅館のフロントマンが『ここの女子会の宴会が、とにかく半端なくすごいと仲居が言っているので覗きに来ました!』と言われたことだけ報告しておきます。
宴会は、本当に・・本日初めて出会った方々と思えない盛り上がりぶりでした。
袖スリ会うも多少の縁とは申しますが、みなさん、きっとどこかでご一緒だった仲間なのかもしれませんね。
そして、伊勢に来たら“伊勢エビでしょ~”
ということで・・・ A社長様のおかげで・・こ~んなにおいしい伊勢エビもいただいちゃいました!ご馳走様でした!
 

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戸田屋さんのお部屋の窓から見える伊勢湾の景観の美しさは格別です!

本日はいよいよ内宮へ正式参拝です!
今日は皆さん、スーツで正装。
それもそのはずで、正殿まえの参拝のみならず今回は『御垣内参拝(みかきうちさんぱい)』という正式な参拝です。
本来は入場できない本殿前まで進むことができます。それ以上内は、皇族しか入れないぎりぎりのところ。
服装はかなり厳しくいわれます。
考えてみたら、皇族方が正装してお詣りされるところですから当然といえば当然?
必ずスーツ・女性は白いブラウス(ひえ~、白のブラウスなんもってないよ)
靴は黒もしくは茶入りのパンプスのみ・・と神社から指示があったものの、
参加者は出発前には準備に大騒ぎでした。
お宿をでて、展望台で360度の大パノラマを鑑賞し、容子さんと再会です。

いざ、いざ、伊勢神宮へ詣ろう!(内宮編)
伊勢神宮は現在、1300年続く、20年に1度の式年遷宮の準備の真っ最中です。
20年に1度、正殿はじめ、すべての建物を立て替え、また装束、調度品などもすべてが新調されるという壮大な行事です。
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この20年に1度の意味をお聞きしたことがあります。
宮大工の技術など、伝統文化の継承にその技術を伝えるのは20年が限度。
だから20年に1度立て直すのであると。
神様にいつも新しいお住まいにいていただきたいという思いがまず根底にあるのですが、
そういった伝統文化技術の継承という壮大な思いもつがれているようです。 伊勢神宮・・・奥が深い!

ここで、またまたお勉強タイム。
皇大神宮(内宮)とは?
御祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)御神徳:皇室の御祖先の神で、日本人の総氏神とも言われています。
皇室の御祖神である天照大御神(あまてらすおおみかみ) をお祀りしています。
内宮の奥に広がる神路山・島路山を源とする五十鈴川の川上に鎮座しています。
五十鈴川の清流にかかる宇治橋を渡ると参道は深い森につつまれ、静かで神々しい空気を感じることができるでしょう。
式年遷宮とは?

遷宮(せんぐう)とは、神社の正殿を造営・修理する際や、正殿を新たに建てた場合に、御神体を遷すことです。
式年とは定められた年という意味で、伊勢神宮では20年に一度行われます。
第1回の式年遷宮が内宮で行われたのは、持統天皇4年(690)のことです。
それから1300年にわたって続けられ、昭和48年に第60回、平成5年には第61回が行われ、
平成25年に第62回を予定しています。神宮にとって永遠性を実現する大いなる営みでもあるのです。
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いよいよ、御垣内参拝です!
遷宮のおかげで出来たばかりの宇治橋をわたり、いよいよ内宮へ。
さて、内宮は「天照大神」を祀ってあります。正殿でお詣りし、いよいよ『御垣内参拝』
厳かに正式参拝をおえましたが、凛とした空気が流れ、なんともいえないエネルギーが漂っておりました。
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参拝後は、奉納させて頂いたお神楽を神殿で鑑賞します。

もう既に・・・金運Up?!
案内人の容子さんが、こんなラッキーな事は初めて!・・といわしめた、なんと!神楽を『3種』も堪能致しました
一緒に参拝された方の中に相当な高額をお納めになった方がいらしたようです。
早くも「金運」に恵まれたようで・・・
 
なんやかやと、内宮だけでなんと!4時間!も堪能いたしました。
ここでは、かけませんが、案内人だからこその、内緒のお話。
パワースポットの秘密など・・・どうぞ、伊勢神宮を極めたい方は当社へご用命のほど(笑)

「おかげ横町」で食べまくり・・飲みまくり!?
腹が減ってはいくさができぬ。
伊勢うどんを「おかげ横町」で頂き、皆様お買い物を楽しんで、帰路の旅路とまいります。
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ところが、名古屋方面は雪でほとんどの道路が閉鎖中のニュース。
午後には止むだろうとふんでいた私の考えは甘かった。いまさらフェリーもとれないし・・。
結局は関ヶ原周りと大きく迂回して、通常4時間の行程はなんと7時間半。
でもでも、おわかりでしょう?女子会のみなさま、7時間、歌いっぱなし、飲みっぱなしで、
まあ、7時間もたったの?ですって。やはり、伊勢パワーをもらうと違いますね~。
無事なお帰りでなによりでした。 帰りの車中では、また同メンバーでの再旅行を約束して、お別れです。

レイライン・女子会の皆様本当にお疲れ様でした~