旅先の楽しみは、日常から離れ、美味しい食事と風景、そして気のおける仲間との会話 で、
それ以上に、なんたって旅先のいちおしは、あの人に会えるということ。
あの人って・・・そこへいくならあわなくっちゃという、人・人・人なんです。
レイラインの着地型は人にフォーカスしてみました。
例えば、静岡駅前から車で2時間ほどはいった中山間地の郷にメンパ(今でいう弁当箱)を創る職人さんがいます。冬暖かく夏は腐らないという不思議な弁当箱。鎌倉時代から続いているといわれるこの工芸品は漆も美しくそのままおいておきたいくらい。でも職人さんはたったのひとりです。
そんなきらりとひかる職人さん。
静岡県中部地域はメロンで有名が産地です。
メロンつくりに人生をかけてたと言っても過言ではない農家のご主人がいます。いつお訪ねしても海水パンツ姿で、温室をとびまわり生産されたメロンは、東京の某有名菓子店が直接買い付けにくるほど。
お茶のことならなんでもの天才茶師がいます。
TVチャンピオンで優勝した実力の持ち主。 お茶の葉から産地や品種まで、頭の中はどうなっているのでしょう。
富士山の裾野、元気な牧場の主人がいます。
いつもとっても元気で、牛のことをだれよりも理解し、牛の話をはじめたらとまりません。その元気さとだれがいつたずねても、昔からの親戚がきたとばかりに応対してくれる、だからまた会いにいきたくなるのです。
人にまさる魅力はありません。地元のあの人・・・ご紹介いたします。