東北応援団ツアー!正真正銘:添乗員からのご報告 続きです!

東北応援団ツアー!正真正銘:添乗員からのご報告 続きです!

IMG_0183_convert_20110514173417.jpg 2011年5月2日~4日

5月4日(水)天気晴れ? 昨夜は死んだように爆睡。早く寝すぎてam5:00に目が醒めてしまった。
朝風呂に入り、スイッチON。 8:00朝食、みなさん早寝してお腹が空いたのかな?時間前にほぼ集合。
朝のメニューは・・・・やってくれますね!!
焼き魚(鮭)・すじこetc(イクラじゃなくて良かった!代わりばえないですよね。)
これもインパクトある思い出かな・・・。朝からビール!盛り上がっていますね~。
ちなみにご飯は、岩手のお米「ひとめぼれ」。 身体を使ってのボランティア活動・東北で泊まっては達成!!
本日のお題は、昨夜に引き続き『飲んで・飲んで、買って・買いまくれ!!』です。

am9:30ゆっくりの出発。
いつものGWは、雫石の樹齢800年本州最北のエドヒガン桜の古木・小岩井農場の一本桜の見頃で賑わうのに・・
今年は咲いてない、残念!!
行程には入れていなかったけれど、もし見頃に当たればちょっとサプライズと寄り道をと考えていたのに・・・。
朝のご挨拶「本日は思い切り財布の紐を緩めてください。帰りの交通費だけ、残して後は岩手県で使い切りましょう!!」

最初の立ち寄りは盛岡手づくり村(盛岡地域地場産業振興センター)
盛岡県内の地場産品(約4000種類)を販売・手づくり体験教室などができ、
GW中はスプリングフェスティバル「三陸支援コーナー」が催されておりました。
皆さんバスを降りるとすぐにワインの試飲・試食コーナーに直行!
さっそく、食べる・買う・飲む・・・す~ご~い!!
まだam10:00を回ったばかりなのに、テント下に陣取って地ビール&三陸のつまみで乾杯!としゃれこむグループも。

昨日の疲れはどこへやら。 
こちらのスタッフ曰く。「久しぶりに観光バスを見ました、それも静岡県からなんて、本当にありがとうございます、それもボランティア活動までしていただき、岩手県民を代表致しまして・・・御礼申し上げます。」と言葉を頂きました。
*後の話ですが、GW中のこの施設の最終的売上げも昨年度の2割減で済ますことができたようです。よかったですね。みなさんのパワーのおかげです。

次の立ち寄り場所は『岩鋳南部鉄器館』こちらでは、鉄器の急須の周りに人だかり。
さすがお茶の静岡、買い物好きの県民性大いに発揮(ごめんなさい、東京・神奈川の人たちの購入力も凄まじかったです!)
バスの出発時、従業員の方々が一列に勢揃いご丁重なお見送りを受け、盛岡市内へ。

盛岡城址の桜は満開・春爛々の空気。
岩手県内での海岸線とのギャップがこんなにも違うものなのか!? 
みなさんには、市内地図をお渡しし、3時間のフリータイム。
直接、商店に飲食店に商店街と、お金を落としていただこうという趣向です。
お昼も自由にお召し上がりください。
盛岡冷麺・じゃじゃ麺・わんこそば盛岡には名物が一杯。
下調べをしてこられた方・漠然と歩きだす方、いろいろですが有意義な時間を使ってくださいね!!
いってらっしゃいませ。

城址から歩いてすぐ、県庁の前で『石割桜』を見ることが出来ました。
ピークは少し過ぎていましたけど、岩の割れ目からの力強い雄姿、これぞ岩手のシンボルですね。 

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集合時間が近づくとひとり・また一人大きな紙袋を抱えながらにバスに戻ってトランクに直行。
しっかり名前を書いていただきましょう。くれぐれもお間違えないように。

pm4:00城址を後に、今回最後の立ち寄り処蔵元 『あさ開(びらき)』 へ。

そうそう、参加者のみなさんがお持ちよりくださった現地へお届けさせていただく支援物資は、
ここ、あさ開さんから台車を借り、近くにある、東北大震災被災者支援グループ【SAVE IWATE】の本部・旧番屋へ参加者全員で運びます。
住宅街は総勢50名近くの大行列で大賑わい。今回のツアーで、現地の対応など、大変お世話になりました。
みなさまからの思いをこめた支援物資の引き渡しを無事終え(SAVE IWATE様ブログはこちらから)、
鉈屋町の昔の町並みを散策後、酒蔵へ。
戻って見ると買い物・試飲で大賑わい。おいおいこのままじゃ店のお土産みんななくなちゃうYo~!!
酒蔵見学はどうするの!?

「はぁ~い!!みなさんお食事が終わった後も、お買い物が出来るように時間も取ってあります、蔵の見学希望の方は外に出てくださ~い。」
半分ぐらいの人たちが酒蔵見学に参加して頂き、その後、「SAVE IWATE」のメンバーと交流会&打ち上げ会。
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何テーブルかに分かれ飲む・飲む・話す・話す!!
IWATEのメンバーのお話に聞き入り、なんたって最後の夜。
長~い道のりをバスにゆられ、過酷なボランテイアを共にこなし、同じお部屋ですごした皆様はまるで昔からの親戚のような盛り上がりです。
添乗員にはまったく出番なし。
くぅ~、俺もいっしょに飲んで盛り上がりたい!(ちょっぴり試飲で我慢、我慢)
さて、お名残り惜しいですが、そろそろお時間となりました。

最高齢参加者、通称ツヤちゃんの3本締めで締めました
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『元気!勇気!やる気!』大きな歓声と拍手。
まさしく、岩手にそして、参加者のみなさまに、最高の〆でした。

これから長~い帰路に着きます。
pm8:30盛岡発、高速道路に上がる前にコンビニへ、
まだまだ飲み足りない方、これから先アルコールのご購入ができなくなりますので、最後の購入。
イザ新宿に向かってGo。
さすがにGW。深夜とはいえ東北自動車道・福島近辺では渋滞・途中常磐自動車に入ると車はなぜか、ぱったりと減る?
殆ど走行していません、ラッキー!

新宿到着はam5:00、そろそろ始発も動き始めます。
降りられる参加者をみなさんが拍手でお見送り・・気をつけてね。また会いましょう。

その後、富士よりインターを降り、順次降りられる度、ねぎらいの拍手・拍手。
最終静岡駅到着am8:30、皆様本当にお疲れ様でした。

すばらしい参加者のみなさまのおかげをもちまして、心地よい疲れを、満足感がつつみこんでくれるお仕事をさせていただけました。
盛岡では、バス駐車場で待機していた私に、通りかかった女性方が、静岡ナンバーを見て話しかけてきました。
今回の主旨をお話したところ、「ありがとうございます。皆様に助けられて本当に幸せです。」
自分の事のように感謝にあふれた言葉を頂き、こちらの方が何か熱いものがこみ上げてきました。

大災害がもたらした被害は甚大ですが、それを受け入れ復興に向けて心が一つになった東北の方々の姿。
そして、ご縁があってこのツアーで出会われたとしか思えないような志高き41名の参加者の皆様とご一緒させて頂いた事。
このお仕事をさせて頂いていて、本当によかったと改めて思わせていただきました。

巷では、災害時の旅は悪のような扱われ方をし、自粛が叫ばれておりますが、
当社では尊敬する旅行産業経営塾塾長の
【旅することで応援します。旅で日本を元気にしよう】を合い言葉に、
経済支援に役立つ旅を提供していきたいと思っています。

ツアー発案者のYさん、ご参加いただいた皆様。本当にありがとうございました。
これからも東北の復興には、長い日々がかかると思われます。自分たちが出来る範囲で末永い支援をお願い申し上げます。
当社の東北応援団ツアーもまだまだ続きます・・・。

次回「東北応援団ツアー」の詳細はこちらから