ご縁に感謝!

ご縁に感謝!

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ミンガラバー(ミャンマー語)小松みゆきです。

17日~18日と金沢へいってきました。
THE実践会というカリスマ経営コンサルタント・神田昌典氏の勉強会のメンバーを主体に、私が尊敬する経営者のお一人大坪水産大坪隆明社長さまと、かねてからお訪ねしたくてしょうがなかった、会宝産業さんへ、やっと訪問させていただくことが出来ました。

社長秘書室の佐藤さんとは、この勉強会でもご一緒させていただいており、以前からなんどかうかがう機会に恵まれながら、なかなか会いすることができずにいましたが、今回も飛行機の出発がおくれ、小松空港の上空では雷雲のために1時間も旋廻し、最悪は伊丹へむかいますと機長アナウンスが流れる始末。やっと着陸したものの、またまた30分足止め~。もうどうなっちゃってるの?先が思いやられる・・・
よほど、会宝産業さんに嫌われているようです(笑)

さて、翌日は、大坪水産の社長様の計らいで、サプライズ企画からはじまりました。
早朝3時。ホテルを出発しタクシーで金沢中央市場へ。
なんと、早朝3時半!日本一早い時間にせりがおこなわれる鮮魚市場です。
終了直後、大阪市場・新潟市場へと向かい市場のせりに鮮魚がまにあうのだそうです。実は1時半まで、飲んでいまして・・うとうとしたと思ったら起床。でも頑張って起きたかいがありました。一般客の立ち入りは禁止ですが、大坪社長の顔でのぞかせていただき、あちらでもこちらでも・・社長に声がかかります。さすがに有名人。だてに30年、市場に通っていないとは社長の言葉ですが、大坪社長のお話だけでも終了しそうなエピソードの持ち主でおいでですので、その話は又今度。

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そんなこんなで市場を散策し、朝食を頂いて、一旦ホテルへもどって休息の後。いよいよ目的の会宝産業さんへと向かいます。

 会宝産業株式会社・代表取締役・近藤典彦様。
元々は車の解体から始まり、自動車のリサイクル事業を通じての地球環境保全を決意。そして、その仕組みから回収された廃油を元に農業にも進出。いまや、日本のリサイクルのビジネスモデルはこの会社からと日本を代表して、世界の環境会議で意見発表されるほどになられています。またこの仕組みを海外にも展開されすでに73ヶ国の国々とつながっている。もう、会った人はだれでも社長のファンになるだろう、優しいまなざしと熱い思い。
2時間はあっという間でした。工場見学でも、いたるところにしくみのすごさが・・業者とご担当者もろもろそろって車をどのように解体処理、部品購入等について商談。こまかな指示書が作成されます。すべて独自に作られた査定基準にもとずき不公平がない、すべてオープンにされています。そして、そこかしこに社長の思いが社員さんすべてにつながっている様子がうかがえました。作業をされている間にも、私たちが通りかかると、丁寧にお辞儀をして大きな声で挨拶をしてくださいます。案内してくださった工場長様も「」「社員ひとりひとりが会社にとってなにが大事かを考え、意見を上げてきてくれます。社長の思いを一人ひとりが自分の思いとして考え行動してくれる。よい社員にめぐまれているとつくずく思います。」とお話くださいました。

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もう書きたいことがいっぱい。
このお話をうかがっている会議室の社長がすわられているイス・・みおぼえありませんか?
もっといえば、すべてのイスですが・・・なんと車の解体されたシートのリサイクルなんです。車のシートって計算されてつく
られてますからねえ・・。これが座りごこちがいいんです。なかにはご自身の愛車を廃車にされる際、記念にイスの再利用
を依頼されるかたもあるとか・・。そして、面白いあ(失礼)のが、シートベルトを再利用して製作されたバッグ。なんと名前はRe Belt まんま!です。(会宝産業さんHPにて販売中)

きりがないのですが、なんと9月4日のカンブリア宮殿で放映されるそうです。みなさんぜひぜひご覧ください。近藤社長は企業は誰かの役にたつ存在でなければなりません。と仰っていました。本当にそうですね。私も旅を通じてできること、もっともっと広げていきたいと思います。

今回もよいご縁をいただけましたことに感謝。

近藤典彦社長の、著書 エコで世界を元気にする! PHP出版