パワー浜松ロータリークラブ 様 ミャンマー学校訪問 国際奉仕

パワー浜松ロータリークラブ 様 ミャンマー学校訪問 国際奉仕

2014年3月19日~23日

パワー浜松ロータリークラブ 123ホームページのリニューアルですっかり添乗報告がおくれました。
少し遡ってお知らせします。

さて今回のミャンマーは少し勝手が違います。
「パワー浜松ロータリークラブ」様がミャンマーの子供たちに文房具などをお届けにいかれる、国際奉仕のお手伝いです。

今回は浜松のお客様ですので、中部国際空港セントレアからのご出発です。
当初の予定は静岡空港からでしたが、時間帯の変更でソウルから同日に乗り継げなくなってしまいましたので、名古屋となりました。

 パワー浜松ロータリークラブ様は私がこれまで存じ上げていたクラブ様とはちょっと雰囲気が違っておりました。
「日程表をお届けに伺います」とお伝えすると(会合はランチの時間だからと思っていると)
「お~そうか、朝早いけど悪いな、電車あるか?車か?」????
なんと会合は、早朝7時開始。
全国的にも珍しいそうですが、早朝会議なんですね。
おまけに、お邪魔した日はみなさん、なにやらコスチュームを身にまとい・・
実は年に数度、テーマを決めて扮装してみえるそうですが、この日は職場の服装。
お医者様は白衣や手術着?工具を持たれた方、さまざまで、まあなんともユニークで、おまけに年代も若い方が多いような・・

出発前から、謎の集団が集まり簡単な打合せをして、当日を迎えることとなりました。
出発前からテンション高く、どうなることでしょう・・・

中部国際空港へ。
ご集合時、渋滞もあり、少々遅れてのご案内となりましたが、出発前にさっそくカウンターでの大騒動。
当初お聞きしていたより、ずっとたくさんのお荷物。おまけに文具だから重い。
個人のお荷物はできるだけ少なくとお願いしたものの、この重量ではちょっと・・・
〆て追加手荷物搬送費は26万円の税別なり・・とカウンターでやさしく微笑むおねえさんそんなばかな・・・、
結局機内持込ぎりぎりまで、荷物を持ち込み、あれやこれやと交渉。
「子どもに届けるんですよ。奉仕なんですよ。・・・まけてくださいよ・・・・」
努力のかいあって、何とか運べることになりました。良かったって、でも時間がない。大急ぎで搭乗口へ、

機上のひととなり、バンコク経由でヤンゴン到着はすでに夜です。

ホテルは郊外にある5つ星。空港から道路がすいていれば30分かな?

この時間に、ミャンマーの概略をご案内しながら、当社恒例の、ミャンマー人になろう3点セットをプレゼント。
(サンダル・ロンジー・シャンバック)これが結構お役にたつのです。
車内ではすでにロンジーに履き替えて、着替えに大騒ぎです。
いいですねえ・・こうゆうノリの良いお客様。

 ホテル着、弊社の駐在員もホテルへお出迎えです。

すぐに再集合でミャンマー初の食事は地下のイタリアンレストラン・ここがおいしいんですよ。
初体験のミャンマービールとワイン。やっぱりみなさまのお口にあったようで、うれしい限りです。
翌朝は5時出発、早く休みましょう・・・。

早朝より、大量のプレゼント荷物を持ち、自分たちは身軽な1泊分を肩にかけ空港へ
空港内でホテルが用意してくれたお弁当を頂きますが、なんと突然に手荷物検査場から先への水の持ち込み禁止。
ガイドも「昨日までは大丈夫だったのに」・・と不満顔。
ですがおおらかな国ですね。ここにおいておくから、飲みにきて・・っていちいち検査台まではいけませんけど!
朝食をほおばりながら、天候掲示板もなく、何時に何が飛ぶやらさっぱりわからない、
ときどき英語が流れる待合室の様子にお客様も、「ガイドが必要なわけがわかったよ」私もいまだによくわかりません。
国内線にて、世界3大仏教遺跡の街、バガンへ向かいます。
飛行機まで乗り込むバスは、昔懐かしい日本製のバス。
押しボタンでおしらせくださいや、禁煙の文字が並び、興味本位でボタンをお客様が押してみると、
「ブーッ」・・車内は大笑い。
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 プロペラの小さな飛行機にのりこんで、バガンへまいります。
空港へ到着。
あいにく曇り空でしたが、空からみえる遺跡群の風景に皆さん驚きの声が上がります。

ポーターさんに運んでもらって、大重量の荷物は何とかバスの中へ。
その間にガイドは空港で入場券を購入。バガンへはいる入場券なんです。
沢山の遺跡を保護するため、ここで費用を払い、個別の遺跡では、数箇所の超有名寺院以外では入場料をとりません。
地域として保護するという考え方は、参考になりますね。

さて、学校が開始の時間までの時間、市場をのぞいてみましょう。
生鮮品が並ぶ姿や、やさいの山に、みなさん仰天。
すっかりロンジーがお気に入りのみなさんは、上着も市場で調達です。

 いよいよ、目的地の学校へまいりましょう。
 学校に近づいて、校門にバスが入ると子供たちがいっせいに駆け寄ってきました。
実は今、ミャンマーは春休みです。
こどもたちは、日本の人がたくさんの文具を寄付にきてくれるから校長先生のお話で、学校に登校してきた子供たちです。
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バスからの荷物運びも上級生が手伝います。
本当に嬉しそうに、大事に抱えていく姿に、ロータリアンのみなさまはすでに感激の様子です。
応接室に案内されて、お茶をすすめてくださり、
校長が急な公務で失礼ながら不在であるが、次に責任者が対応するからと丁寧なご挨拶をいただきました。
こちらは、2十○歳のお若い女性委員長、責任者へのあいさつは堂にいったものです。かっこいい!
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お茶もそこそこに、梱包を解き、荷物をチェックします。いよいよ教室へ・・・
子供たちをひとつの教室に集めて頂き、委員長のご挨拶。
子どもたちは食い入るようにみつめます。
はるばる日本から苦労して持ち込んだ荷物を説明しながら開けていき、先生へお渡しする贈答式。
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パワー浜松ロータリークラブ 093子供たちは覗き込むように次々と渡される、文具や遊具を見つめ、お渡しするたびに拍手が起こります。
さてお渡ししておしまい・・というわけにはまいりません。
みなさま、だって遊び方、わからないですもの。子供たちぜひ遊んであげてくださいませ!
さっそく外へ出て、縄跳びや、サッカー等々、
子どもたちに教えてるんだか、教えてもらっているんだか、わけがわかりませんが大騒ぎです。
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長なわとびでは、○十年ぶりだとおっしゃるS社長。息あがってますよ。
ロンジー姿で縄跳び挑戦のK先生、すとんとロンジーが落ち、子供たちは大笑い・・いいですねえ。
外は相当に暑いので、今度は部屋の中へ。渡されたばかりの画用紙に、色えんぴつやクレヨンで絵を書きます。
メインはなんといっても折り紙・・紙からできあがる鶴や飛行機は子供たちにとってまるで魔法のようです。
器用な子どもはすぐに覚えました。
パワー浜松ロータリークラブ 123 見ていたS社長。「こういう遊びの中に、ものづくりの精神がうまれるんだよ。器用な子は本当にきっちりと紙をあわせる、仕事の向き不向きが判断できるんだ」ひえ~。そんなものですか。折紙は奥が深い。
パワー浜松ロータリークラブ 127 普通は贈呈式だけでおしまい・・といった事が多いのですが、
一緒に遊んでいただいてこどもにとっても、ロータリアンの皆様にとっても、よい思い出の時間になったとしたら幸いです。
予定時間をはるか過ぎて・・お別れの時間です。
バスをぐるりと取り囲んだ子どもたちは先生に促されて教室へ・・・窓からずっと手をふっていました。
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ぜひまた、子供たちの笑顔に会いにいらしてくださいね。

バガンの伝統工芸、漆器工場を見学して昼食です。
お昼はちょっと優雅なミャンマー風洋食。食後はバガンの遺跡をめぐります。
アーナンダー寺院はじめ、どちらの寺院もみなさま真剣にごらん頂き、ホテルでしばしの休息です。
夕刻、バガン名物の遺跡にあがっての夕日の鑑賞へ、馬車でまいります。
何度もいらしているS社長は、「おれは馬車はいい」と及び腰。
ですが他のみなさんは大はしゃぎです。S社長も楽しんで(笑)
30分ほど馬車を堪能し、お目当てのシェサンドーバゴダへ。
急斜面を手すりをたよりに登り、日が落ちるのを待ちます。
いつもながらのこの風景。でも、なんだか人が少ないなあ・・・
それもそのはず、夕日見学が許可されている遺跡は2ヶ所ですが、
今は観光客の多さに、危険だからと8ヶ所に増えたそうで、ばらばらになった分、すいていたというわけです。
パワー浜松ロータリークラブ 219 最近は、ガイドをつけずに入ってくる観光客が、勝手にいろんなバゴダへ上ってしまい、
滑落事故や、遺跡の崩壊につながっているそうです。この景色、大事にしたいものです。マナーを守りましょうね。

この日はあいにく水平線に雲があり、きれいな夕日になりませんでしたので、早々に切り上げて夕食場所へむかいます。
いつもの伝統芸能、操り人形を鑑賞しながらのミャンマー料理です。
今日のお席は前から2番目、ベストポジション。
ミャンマーへ到着後、本格的なミャンマー料理は今日がはじめてのみなさん、おいしいを連発してくださりうれしいかぎりです。
すっかり人気者のミャンマービールとワインもいただいてホテルへ帰ります。

さて、今日の夕日のリベンジ、明日は朝日を見に行きましょう。5時半出発ですよ。

 早朝は・・・ちょっとしたアクシデントで盛り上がり、
ブログに書くと叱られそうですので、関係者のみなさまの思いでの中にしまっておきましょう・・・
(笑) 
朝日見物は、違う遺跡に上がります。
最近、エレベーターで上がれる展望塔もできまして、
はえにくいので・・・なにかはあとで・・・
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電灯もない遺跡をペンライトで足元をて照らしながら上がります。
朝日はどっち?
ベストポジションに陣取った私とS社長の前に、突然三脚がおかれ、カメラを設置しだした隣国の旅行客さん・・
おいおいそれはないでしょう?S社長のつめたい目線に気付いたのか朝日が昇る直前にどこかへお引越し。
もう国際問題ですよ。マナーを守りましょう。
今朝も水平線に厚く雲がかかり、なかなか朝日があがりません。あ~やっとでた~~。
すると・・・ここからが朝日の名物。
あちこちから気球が上がりだしました。この風景がなんとも不思議なのです。
季節風の少ない、11月~3月の中旬までの最もよい季節の風物詩になりつつあります。
今日は、いつもより数が少ないようですが・・・
お仲間に高所恐怖症の方がおいでだったので、今回は断念しましたが、本当は乗りたかったという希望をいただいておりました。
次回はトライしましょうね。
ホテルへ戻って朝食後、空港へ向かいます。
帰りの飛行機の座席は・・・自由席。これにもみなさん、おおうけでした。

ヤンゴンへ戻ってまいりました。
ヤンゴン市内、じつはみなさん街中に一度も出ていませんから、都会の様子に戸惑い気味です。
昼食の中華を頂き、市内視察です。一度ホテルへもどり休憩後、本日のメイン観光「シェダゴンバゴダ」へ向かいます。
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ミャンマーでの寺院めぐりは、八曜日(うまれた曜日・水曜日だけ午前と午後にわかれる)が大事。
バゴダの周囲にある曜日の神様へお参りします。
毎回、現地のガイドにお客様の生まれ曜日を調べておいてもらうのですが・・・
今回は、調べてないって?なんで~?
何でも、某大手旅行社から、個人情報だから調べてはならぬとお達しがあったそうで、
現地では全面禁止になったとか、なんだか、旅の情緒がなくなっていきますねえ。
これからも、当社では事前に調べておきますから、問題だ~という方は事前にお申し出くださいね。

 そんなわけで、今回の、ノリの良いみなさんは、
「なんだ~何曜日かわからんじゃん・・」でもしっかり時前に調べいらした方もあり(ガイドブックもお送りしてますから・・)、
なんとか自分の曜日の神様とご対面です。
いつ行っても、ここは美しい~。どこもかしこも撮影ポイントです。
綺麗なものを見ているときって、その人も綺麗になりますね。
ゆっくりと鑑賞していると、先に夕食場所へスタンバイしている駐在員から連絡が・・・
「まだですか・・」そうでした、今日は現地で浜松からおいでの別のロータリークラブさまとの会食会です。
急いで向かいます。

夕食はアウンサン将軍の執務室がある邸宅レストラン。
このところ大人気で、今日も混んでます。情報交換をしながら食事会はとどこおりなく終了。ホテルへもどります。

今日はミャンマー最後の夜。これで終わるわけはありませんよね・・・・あとは秘密。

その後は、ヤンゴン1のゴルフ場をご見学。
毎回ご案内してますが、豪邸が並ぶゴルフ場ですが今回はちょっと勝手が違っておりました。
どうも、どこかの国の支援つきでしょうか?隣地に工事の始まったマンション。
その販売チラシがあちこちに置かれています。相当豪華です。・・・どなたかお買い求めになりますか?

ミャンマー最後のお食事は、昼食会場にとびきりの隠しだま・・フレンチのお店にご案内いたしました。
優雅にお食事を楽しんでいただき、いよいよ空港へ向かいます。
空港では、たったひとつのカフェで軽食を頂き、待合室へ・・・て、まだ飛行機きてませんよ~、
なんと1時間も遅延の出発となりました。
きっとみなさんが、帰りたくなかったのですね(笑)・・・ 
とにかく、仲良し元気ロータリアンのみなさまで、私も添乗員だかなんだかよくわからない状況に・・・
なんども、T社長から「あのさあ・・立場忘れてない?友達じゃないから・・」と言われ続け・・
(いやあ、お褒めの言葉ですよね?あれっ違った?)
「乗り継ぎの時くらいだよな、添乗員してるの」とも言われ・・・
(ちゃんと働いてるんですよ、プロは姿を見せないんですってば。次回はもっと添乗員姿お見せしますのでまたのご用命を・・・)
といった状況で、乗り継ぎバンコク空港へ、最後のお食事会。
乗り継ぎは定刻どおりの出発です。セントレア空港へ無事に到着、お疲れ様でした。

本当忘れられない子供たちの笑顔でした。また、必ずお出かけくださいね!